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ジネーヴラ・パンツェッティ & エンリコ・ティッコーニ

photo by Sergio Salomone

ジネーヴラ・パンツェッティ & エンリコ・ティッコーニ(Ginevra Panzetti and Enrico Ticconi )

イタリア/振付家
ベルリンとトリノを拠点とし、2008年からデュオとして活動を行う。二人のリサーチは、ダンス、パフォーマンス、ビジュアル・アートが混ざり合うものである。コミュニケーション、暴力、そして権力の歴史的な連合に関わるテーマを掘り下げ、古代に伝わる想像の生物を描くことで、歴史と現代の交わるハイブリッドなイメージや人間像を創造する。2019年には、第13回アルテ・ラグーナ賞、トリエンナーレ・ミラノによる第1回エルメス・ダンス賞、そして新進振付家としてDanza&Danza 賞を受賞した。近作『HARLEKING』は欧州のプラットフォームAEROWAVES Twenty 19 , イタリアのダンスプラットフォームNID2019に招待されている。

Crossing the sea

イタリア/ネットワーク
『Crossing the sea(海を渡って)』はイタリア、中東、アジア、オセアニア、南米地域の舞台芸術界における長期的な連携や繋がりを構築することを目的としたプロジェクト。イタリア文化省のBoarding Pass Plusプログラムの助成を受けている。
若手のアーティストやプロ向けの公募を通じ、参加パートナーはネットワーキング、情報共有、観客の違いへの理解を深めること、共同製作、プラットフォームへの参加、ミーティングやショーケースの開催などにフォーカスした国際化のプロセスを推進・奨励している。
パートナーシップにおいては(19カ国の26団体が参加中)異なる地理的エリア間の関係を強め、向上させるために、参加団体が各地域におけるローカル・アンテナとして作用するようなインフォーマルなネットワークを作っている。

2022 プロジェクト

『INSEL』リサーチ&クリエーション
  • ©Ginevra Panzetti

  • ©Valerio Figuccio

  • ©Valerio Figuccio

  • ©Valerio Figuccio

  • ©Valerio Figuccio

  • ©Valerio Figuccio

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イタリア人アーティストの国際化プログラム「Crossing the sea」との提携プログラム。
ベルリンとトリノを拠点に、ダンス、パフォーマンス、ビジュアルアートを横断した活動を展開するアーティストデュオ、ジネーブラ・パンツェッティとエンリコ・ティッコーニによる、新作『INSEL』のリサーチとクリエーションのための滞在制作。
「島」というテーマを掘り下げ、そのコミュニティ特有の社会状況や、継承されてきた伝統文化について検証し、作品制作に活かす。
滞在制作後、ドイツ、フランス、イタリアで制作が進められ、2023年にヨーロッパで初演される。