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マリー・ブラッサール

©Minelly Kamemura

マリー・ブラッサール(Marie Brassard)

カナダ/女優、演出家、劇作家
15年間に渡るロベール・ルパージュとの創作活動の後、2001年に初のソロ作品『Jimmy』をアメリーク演劇祭(現フェスティバル·トランスアメリーク)にて上演。この作品の成功を経て、自身のカンパニーInfrarougeを設立、個人活動を開始。以降、様々なジャンルや出自のアーティストをゲストとして迎え、秀でた演技スキルと斬新な映像、音楽、照明、ヴィジュアルインスタレーションを融合した超現実的なパフォーマンスを発表し続けている。テクノロジーを実験的に使用する彼女の作品は、南北アメリカやヨーロッパにとどまらず、日本やオーストラリアでも上演され、高い評価を受けている。2016年、ブラッサールは、ケベックの芸術コミュニティへの優れた貢献者に贈られるOrdre desarts et des lettres du Québec(ケベック芸術文化勲章)を授与された。

2021 プロジェクト

Violence

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カナダ・モントリオールを拠点に活動する俳優・演出家のマリー・ブラッサールがある女の子の発言からインスピレーションを受けて創作する新作のクリエーション。音楽と映像が融合する、ダークでシュールな大人のための一種のミュージカルで、世界各国で活躍するスタッフに加え、奥野美和が振付家、竹中香子が俳優として参加。2020年に滞在制作を予定していたが、コロナ禍で延期となり、2021年の初演を計画している。