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谷賢一/DULL-COLORED POP

谷賢一(たに・けんいち)

日本/劇作家・演出家
1982年福島県生まれ、千葉県育ち。明治大学、英国にて演劇学を学んだ後、2005年劇団DULL-COLORED POPを旗揚げ。ポップでロックな創作スタイルで脚本・演出ともに高い評価を受ける。2013年、『最後の精神分析』の翻訳・演出にて第6回小田島雄志翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞受賞。2019年福島県と原発の歴史を3部構成で描いた『福島三部作』を一挙上演し10 , 000人を動員。同作で第64回岸田國士戯曲賞、第二部『1986年: メビウスの輪』にて第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞。一方で劇団外の活動も活発に行っている。最近の主な作品に『人類史』(作・演出)など。

2021 プロジェクト

丘の上、ねむのき産婦人科

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劇作家・演出家の谷賢一が主宰するDULL-COLORED POPによる新作のクリエーション。妊娠・出産をとりまく様々な思いや体験を聞き取る活動を通して、現代日本が抱える社会課題を描く。滞在制作の終盤に試演会を開催。「自分と異なる性/生を想像する」というテーマのもと、2日目は男女の役を入れ替えて上演する。滞在制作後に東京と大阪での本公演を予定している。