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余越保子 with ゲルシー・ベル
©Miana Jun
余越保子(Yasuko Yokoshi)
日本/演出家・振付家・映像作家
広島県出身。1996年より、ニューヨークをベースに振付家として作品を発表。2015年に拠点を京都に移す。ベッシー賞・最優秀作品賞2度受賞のほか、ジョン・サイモン・グッゲンハイム・メモリアル・ フェロー、ニューヨーク市芸術家助成フェロー、Foundation for Contemporary Arts Award、バックステン・アワードなど受賞多数。黒沢美香、首くくり橡象、川村浪子主演映画『Hangman Takuzo』 (余越保子監督)を自主制作。小山登美夫ギャラリー、シアターイメージフォーラム(Dance New Air主催)、神戸映画資料館、Nooderzone Performing Arts Festival (オランダ)にて上演。
🄫REUBEN-RADDING
ゲルシー・ベル(Gelsey Bell)
アメリカ/ヴォーカリスト・作詞家・作曲家・民族音楽研究家
自身の作品でのパフォーマンスが「高度なテクニック」と「輝くような声音」と評され、NYタイムズ紙に「実験的ヴォーカリズムの未来を予感させる」と絶賛された。ベルの音楽作品は世界中で上演され、これまでに多数のアルバムをリリース。現在、thingNY, Varispeed, the Chutneys のコアメンバーとして活躍。ロバート・アシュレイ、ジョナサン・ベプラー、マシュー・バーニー、 キンバリー・バートシク、ジョン・キングなど様々なアーティトと共同作業を行う。ブロードウェイにも出演し、2017 年度トニー賞ベストミュージカルにノミネートされたデイヴィッド・マロイ演出『Natasha, Pierre, & the Great Comet of 1812』では、主演アーティストを務めた。2018年Foundation for Contemporary Arts Award 受賞。
2021 プロジェクト
『shuffleyamamba:山姥は熊を夢見る』
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振付家・映像作家の余越保子とニューヨークを拠点とする実験音楽家ゲルシー・ベルによる「山姥」というアイコンを巡る国際共同制作プロジェクトの第2弾。日本の女性芸能史を女性アーティストの視点で紐解き、編み直した第1弾『shuffleyamamba』 (初演:出石永楽館、2019年)を経て、本作では日米の芸能における声と身体の関係性をジェンダーの視点で考察し、再構築する。滞在制作後、日米両国にて上演を予定している。
2019 プロジェクト
shuffleyamamba
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余越保子ソロダンス作品『SHUFFLE』から16年。古事記に登場する女性神イザナミは比婆山に葬られ、この比婆山が山姥の語源になったと伝えられる。余越が『SHUFFLE』の中でチャネリング(憑依)を行い蘇ったイザナミと、『山姥』を合体させたのが本作『shuffleyamamba』だ。
ニューヨークを拠点に活動する実験音楽家、ゲルシー・ベルと余越保子の国際共同プロジェクトとして、能の演目『山姥』をモチーフに、アイコンとしての山姥を女性アーティストの視点から検証し、ダンスの歴史と継承にダンサーが身体と魂を巡らせる音楽・映像パフォーマンス作品。
ニューヨークを拠点に活動する実験音楽家、ゲルシー・ベルと余越保子の国際共同プロジェクトとして、能の演目『山姥』をモチーフに、アイコンとしての山姥を女性アーティストの視点から検証し、ダンスの歴史と継承にダンサーが身体と魂を巡らせる音楽・映像パフォーマンス作品。