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荒木優光

荒木優光(Masamitsu Araki)

日本/アーティスト
1981年山形県生まれ。シアターピースやインスタレーションなど多岐にわたる作品を発表。主な上演に『サウンドトラックフォーミッドナイト屯』 (比叡山山頂駐車場 KYOTO EXPERIMENT、2021年)、『パブリックアドレス – 音場』 (Theatre Varia Kunstenfestivaldesarts、2021年)、主な個展に「わたしとゾンビ」 (京都市京セラ美術館ザ・トライアングル、2020年)など。2023年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。

2023 プロジェクト

Paradise Lost
  • 荒木優光『Paradise Lost』 ©Pedal Kurihara「Hymnopompic」

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音を聴くこと。その鑑賞環境を起点に、独自の音空間を構築するアーティストの荒木優光が、かつて城崎温泉へ湯治に訪れた作家・志賀直哉に、鼻の手術や心臓の医療検査といった自身の体験を重ね合わせたテキストを執筆。架空の都市を舞台に心臓の鼓動とダンスミュージックにおけるビートのBPMをシンクロさせ、会場を人間の欲望と音楽の効用を問う回遊式のウェルネスクラブへと変容させる。

2022 プロジェクト

思弁的マンネリ解消プロジェクト
  • マンネリ解消イメージ 1

  • マンネリ解消イメージ 2

  • 『サウンドトラックフォーミッドナイト屯』(2021)©︎井上嘉和 提供:KYOTO EXPERIMENT

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パフォーマンスや展示など、分野を横断した活動で国内外から注目を集めるアーティストの荒木優光による「エレクトロダンスミュージックと都市の関係性を学ぶ」を出発点とした2つのクリエーションを行います。

ゲストアーティストに京都のダンスユニットはなもとゆか×マツキモエ、アーティストの山内祥太、アーティストグループのアーカイブスペイを迎えたこの滞在制作では、舞台芸術における既存の観覧フォーマットを捉え直し、発表のフォーマットを幅広く探ることを目的としています。

①:テーマに沿って集められた資料やゲストによるレクチャーを共有しながらパフォーマンスを制作。
②:「アーカイブスペイのカルチャー雑誌」を制作。

これらを踏まえた成果発表として、パフォーマンスと資料展示を行います。