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ユニ・ホン・シャープ

写真:シリル・シャルポンティエ

ユニ・ホン・シャープ(Yuni Hong Charpe)

フランス・日本/アーティスト
アーティスト。東京都生まれ。現在はフランスと日本を拠点に活動。アーカイブや個人的な記憶から出発し、構築されたアイデンティティの不安定さと多重性、記憶の持続をめぐり、新しい語り方を探りながら、身体/言語/声/振付を通じてその具現化を試みる。最近の作品に、パフォーマンス『ENCORE-Mer』、映像インスタレーション『RÉPÈTE』など。2023年度アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)フェロー。

2023 プロジェクト

ENCORE-Mer
フランスと日本を拠点にパフォーマンス、インスタレーション、映像と多岐にわたる表現活動を展開するアーティストのユニ・ホン・シャープが、日本統治時代の朝鮮半島出身の舞踊家・崔承喜(1911-1969)に関する言葉とダンスのリサーチや海外にルーツを持つ豊岡近郊の方々とのワークショップを経て、翻訳家・平野暁人との協働により創りあげたレクチャーパフォーマンス。

2022 プロジェクト

Encore
  • グラフィック:鈴木哲生

  • Yuni Hong Charpe「崔承喜レパートリーダンスのリサーチ映像」2020(ダンス:ユン・ミユ、映像:草野なつか)

  • 《RAM PRACTICE 2021-EXHIBITION》「はさむ」ワークショップ(写真:大塚敬太)

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フランスと日本を拠点に活動するアーティストのユニ・ホン・シャープによる、日本統治時代の朝鮮半島出身の舞踊家・崔承喜(1911-1969)に関する言葉とダンスのリサーチに基づいたプロジェクト。
フランス語のタイトルが示す通り、同じ状況を反復させる手法を用いて、豊岡近郊の外国人市民の方々を交えたワークショップ、在日朝鮮舞踊家と日仏通訳者をコラボレーターとして迎えたレクチャーパフォーマンスを開発し、映像作品を制作する。
日本や朝鮮、欧米など、世界各地で活躍し、「半島の舞姫」と呼ばれた崔の複雑なアイデンティティを検証し、現代の私たちのアイデンティティやコロナ禍で顕在化した在日外国人問題を再考する。
滞在制作後、京都やフランスなど、国内外での発表を計画している。