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ユニ・ホン・シャープ

写真:シリル・シャルポンティエ

ユニ・ホン・シャープ(Yuni Hong Charpe)

フランス・日本/アーティスト
東京都生まれ。アーティスト。2005年に渡仏、2015年にパリ=セルジー国⽴⾼等芸術学院を卒業。現在はフランスと⽇本の2拠点で制作・発表を⾏う。ダンスとヴィジュアル・アートの交差点で、場所や個人的な記憶についての考察から、あらかじめ決められた属性によって構築されたアイデンティティの多様性と流動性を探求する。2021年度ICA京都特別研究員。また現在、インターナショナル・コレクティブMapped to the Closest AddressとG-Projectを協働中。

2022 プロジェクト

Encore
  • グラフィック:鈴木哲生

  • Yuni Hong Charpe「崔承喜レパートリーダンスのリサーチ映像」2020(ダンス:ユン・ミユ、映像:草野なつか)

  • 《RAM PRACTICE 2021-EXHIBITION》「はさむ」ワークショップ(写真:大塚敬太)

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フランスと日本を拠点に活動するアーティストのユニ・ホン・シャープによる、日本統治時代の朝鮮半島出身の舞踊家・崔承喜(1911-1969)に関する言葉とダンスのリサーチに基づいたプロジェクト。
フランス語のタイトルが示す通り、同じ状況を反復させる手法を用いて、豊岡近郊の外国人市民の方々を交えたワークショップ、在日朝鮮舞踊家と日仏通訳者をコラボレーターとして迎えたレクチャーパフォーマンスを開発し、映像作品を制作する。
日本や朝鮮、欧米など、世界各地で活躍し、「半島の舞姫」と呼ばれた崔の複雑なアイデンティティを検証し、現代の私たちのアイデンティティやコロナ禍で顕在化した在日外国人問題を再考する。
滞在制作後、京都やフランスなど、国内外での発表を計画している。