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マリーナ・サルミエント、エリザ・ガリアーノ+ホセ・ヒメネス

マリーナ・サルミエント(Marina Sarmiento)

アルゼンチン/演出家、振付家、ダンサー、パフォーマー
1979年アルゼンチン・コルドバ出身。コルドバ国立大学社会福祉科を卒業。教職につきながら、プロデューサーとしても活動する。彼女の創作活動は異文化体験に深く影響を受けており、ビジュアル・アート、ダンス、シアター、音楽、パフォーマンスのジャンルを横断する。トレーニング、固有受容感覚(身体の知覚力)、ムーブメント・リサーチについて教鞭をとっている。他分野の芸術と交差するダンスにおける実験と、その実践から得た知識についての考察を広めるため、執筆活動も行う。南米の視点を通して、身体、記憶、時間にまつわる自立した唯一の批評的言語を希求し、異なる言語の交わりに関心を持っている。
助成や支援を受け、アルゼンチン、ブラジル、スペイン、ポルトガル、ボリビア、チリ、日本、インドネシアなどのフェスティバルやミーティングに参加し作品を発表、受賞歴も複数。アーティストや研究者、キュレーターとの交流も行う。ブエノス・アイレスとコルドバ州ウンキリョを行き来し制作を行う。

エリザ・ガリアーノ(Elisa Gagliano)

アルゼンチン/演出家、女優、作家、パフォーマー
1984年、アルゼンチン・コルドバ州出身。サルシプエデス在住。コルドバ国立大学で演劇学を、トレスデフェブレロ国立大学で歴史、哲学を学び、マリア・ネグローニの指導するクリエイティブ・ライティングの学位を修了。国内外の映画賞を受賞した作品に女優として出演。定期的に舞台、映画、テレビシリーズやコメディなどのために脚本を執筆する他、文芸創作のワークショップも開催しており、教えることは、リサーチや、他者と交流するための魅力的な機会と捉えている。彼女の作品は地図や日記、コラージュが混ざり合ったもので、ラテンアメリカのフェミニストやノンバイナリーの知識を構築する方法を探る生きたアーカイブとして作用する。これまでにコロンビア、チリ、ボリビア、ドイツ、アルゼンチンで作品を発表。

ホセ・ヒメネス

アルゼンチン/ビジュアルアーティスト
アルゼンチン、パタゴニア地方のネウケン市で生まれ、独学で新技術を研究しているホセ・ヒメネスは、従来の芸術的回路の外にあるビジュアルアートの新技術を推進する新しい流れの中で、欠かせない存在。
Dorkbot Buenos AiresやTDIなどのテクノロジー普及イベントの企画から、Clandestina Weekend Nerd(オープングループとフォーラム)への参加、さまざまなイベントでのvjsのキュレーションまで、幅広く活動している。

2022 プロジェクト

IraKKari
  • ©︎Laura Zanotti

  • ©︎Laura Zanotti

  • ©︎Laura Zanotti

  • ©︎Laura Zanotti

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アルゼンチン・コルドバを拠点に、分野を横断して活動するアーティストIraKKarとR3nderの3人が、コロナ禍における都市封鎖下で発想した、実験とリサーチのプロジェクト。
1ヶ月のレジデンス期間中、スタジオでのリハーサルのみならず、温泉街での音や風景のリサーチ、市民や地元アーティストらとの交流、但馬地域を歩いて巡るリサーチを実施。滞在制作終盤に、映像やサウンド、パフォーマンス、衣装、テキストなど、さまざまな媒体を用いた公開リハーサルを行う。