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2016年9月23日

KIACインターンによるてがみ座滞在制作レポートその4

「間のワークショップ」【2016年9月22日①】
22日に行われた杉山至さんの『間のワークショップ』。簡単なレクチャーを終えた後、城崎国際アートセンターに潜んでいる「間」を探すことから始まりました。
「間」は、物質と物質との「間」、私とあなたの「間」、昨日と今の「間」と何かを何かとして意識した瞬間、すでに「間」はそこに存在しています。
「ない」が「ある」という矛盾がなければ、当たり前のように「在る」も「有る」も成り立っていないと思います。
しかし、「間」は対象化されたとたんに、もはや「間」ではなくなるという厄介な側面もあります。
いろんな意味で、「問い」にも少し似てますね。%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e5%86%99%e7%9c%9f0922-1
杉山さんの「間」のワークショップでは、それぞれが見つけた「間」を共有し、同じ傾向の「間」を見つけた人たち同士でグループになり、1分間の即興劇を作ります。表現の発露を促し、「間」を意識的に見ることで、新たな無意識の「間」につなげる、「間」の連鎖を感じるワークショップでした。
明日、何が起こるかわからないという不確定さもある意味、「生」への欲求へ導く「間」なのかもしれませんね。 %e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e5%86%99%e7%9c%9f0922-02
また、絵を描く時、一枚の紙がただの物質ではなく、表現の場という「間」に見えた瞬間に、描けるイメージは立ち現れる気がします。
てがみ座の『燦々』でも、脚本家、演者、演出家、美術家、舞台監督・・・表現者同士の間が、鑑賞者の目には、まっさらな支持体(和紙)として写るのでしょうか。
(インターン生 土井)
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