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ワン・ユーグァン+ダナン・パムンカス
photo by Wei-Sheng Chen
ワン・ユーグァン(Yeu-Kwn Wang)
台湾/振付家
微光製造(Shimmering Production)の芸術監督。ダンス作品の創作、芸術普及実践への関心が高いワンの作品は、人々と街、人々と環境の間のつながりと分離をテーマにしている。都市における身体の異化について特に興味をもち、動作を分解するために空間や物を用いて実験するほか、ダンスを通して現代における哲学的な問いかけを行う。近作は『Taming Us』(2019)、『Beings』(2020)、『Hand in Hand, We Dance』(2022)など。2021年の横浜ダンスコレクション コンペティションIでは、『Beings』で二つの賞を受賞。ギリシャでのエアロウェーブ、ドイツでのタンツコングレスでの上演も行った。近年は、雲門劇場(Cloud Gate Theater)、台中国家歌劇院、宝蔵巌国際芸術村、衛武営国家芸術文化中心などと協働し、ワークショップ、振付委嘱、公演を行っている。
photo by Dasilva Aprianto
ダナン・パムンカス(Danang Pamungkas)
インドネシア/ダンスアーティスト
インドネシア、ソロ出身。スラカルタのマンクヌガラン王宮で伝統的ジャワ舞踊を学び、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校を卒業。2008年から2011年は、リン・ファイミンが率いる台湾のクラウド・ゲイト・シアターのメンバーとして活動した。パムンカスの振付作品『Panyot Pun Padam』はジャカルタのネクスト・ウェーブ・インドネシア振付家最優秀賞を受賞し、スラバヤ・アート・フェスティバル(2004)やジャカルタのインドネシア・ダンス・フェスティバル2012でも上演された。2013年には、インドネシア人演出家・映画監督、ガリン・ヌグロホの舞台作品『Opera Jawa: Selendang Merah』に振付家として参加した。彼の作品はこれまでに、ジャカルタのフェスティバル・サリハラやウィーンのインパルスタンツ・ダンスフェスティバルなどで上演されている。
2023 プロジェクト
A Quest for Relationship: Island of __
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台湾の振付家、ワン・ユーグァンがインドネシアのダンスアーティスト、ダナン・パムンカスと2022年から取り組むコラボレーション。
「わたしとは誰なのか?」という問いのもと、 異文化間の対話と交感を通して、互いの身体に潜む文化の姿を探求するダンスパフォーマンス。
「わたしとは誰なのか?」という問いのもと、 異文化間の対話と交感を通して、互いの身体に潜む文化の姿を探求するダンスパフォーマンス。