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contact Gonzo + TS Crew
Courtesy of contact Gonzo
contact Gonzo
日本/パフォーマンスユニット
2006年に垣尾優と塚原悠也により結成された大阪を拠点に活動するパフォーマンス集団。現メンバーは、塚原悠也、三ヶ尻敬悟、松見拓也、NAZE。contact Gonzoというグループ名は、70年代に生まれた非常に主観的な表現を用いる「ゴンゾー・ジャーナリズム」に由来しており、パフォーマー同士の即興から生まれる関係性に重きを置く。しばしば喧嘩や武術の練習と捉えられることもある彼らのパフォーマンスは、暴力と信頼の境界を曖昧にする。日本各地に加え、シンガポール、ニューヨーク、モスクワ、リオ・デ・ジャネイロ、レイキャヴィーク、チューリッヒ、ブダペスト、リュブリャナなど、世界の主要都市でも公演を行っている。
Courtesy of TS Crew
TS Crew
香港/パフォーミング・アーツグループ
芸術監督Hugh Choと副芸術監督Steve Ng Chung-waiが率いるプロのパフォーミング・アーツグループ、TS Crewは映画、演劇、伝統劇、舞踊、武道、中国雑伎などの異なるバックグラウンドを持つアーティストが所属しており、香港の国際舞踊プラットフォームHong Kong Soul(香港・魂)の運営を行っている。香港芸術発展局の三年助成を受け、香港に限らず、NYのタイムズ・スクエアでの新年のカウントダウンイベント(2023)、釜山国際舞踊祭、ブダペストのシゲット・フェスティバル、エディンバラ・フェスティバル・フリンジなど、世界各地のフェスティバルやイベントで公演を行う。彼らの作品『No Dragon No Lion』はエディンバラ・フェスティバル・フリンジ2022にて、アジアン・アーツ・アワードの最優秀作品賞を受賞したほか、エディンバラ・フェスティバル・フリンジ2023では、ダーク・チャット・アワードにおいて最優秀舞踊賞、最優秀作品賞にノミネートされた。
Courtesy of West Kowloon Cultural District Authority
西九龍文化地区(West Kowloon Cultural District)
香港/
西九龍文化地区は世界でも有数の大きさを誇る文化事業である。40ヘクタールの埋立地に、周辺のコミュニティと密着した活気溢れる新しい文化地区を創出し、ありとあらゆる人が芸術を体験できる場所として構想された。複数の劇場、パフォーマンス・スペース、美術館が立ち並ぶ西九龍文化地区では、世界的な展覧会、公演、文化イベントが企画・開催されている。現在一般公開されているのは、アートパーク、戯曲センター、フリースペース、M+、香港故宮文化博物館で、2026年には演芸総合劇場が完成を予定している。
Courtesy of West Kowloon Cultural District Authority
2024 プロジェクト
Building a bridge(仮)
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武術とスタントに共通の関心と背景を持つ2組の男性パフォーマンスユニット、contact Gonzo(日本)とTS Crew(香港)が、香港の西九龍文化区の委嘱で行う新作のリサーチ滞在。「橋を架ける」というテーマで、その社会・政治・経済・技術などの多面的な文脈を、世界における人間の空間的・時間的干渉と関連づけて探求する。
作品の第一段階は、11月から12月に毎年、WKCDのFreespaceで開催されるダンスフェスティバル「Freespace Dance 2024」で上演され、完成版は2025年の「Freespace Dance 2025」で初演される。
作品の第一段階は、11月から12月に毎年、WKCDのFreespaceで開催されるダンスフェスティバル「Freespace Dance 2024」で上演され、完成版は2025年の「Freespace Dance 2025」で初演される。