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劇団速度
©劇団速度
劇団速度(げきだんそくど)
日本/劇団
メンバーは野村眞人、武内もも、好光義也、瀬戸沙門。2016年結成。京都を拠点とし、演劇、ダンスなどの舞台芸術分野と陶芸などの美術分野のアーティストが所属している。様々な表現メディアを有するコレクティブでありながら、劇団という集団形式を採用している。多分野のアーティストとの密な協働と相互批評により、言葉や身体、観客といった演劇的制度を利用し既存のメディアを別のかたちにずらすこと、そしてずらすことでしか成立しない上演表現を生みだすために活動している。異なる芸術領域が接触することで揺らぐ「演劇とは何か」を問い続ける態度が特徴的。
2021 プロジェクト
俳優とともに戯曲を使って上演する!! vol.3 『餌食としての都市』原作 ルネ・ポレシュ
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京都を拠点に活動するアート・コレクティブ劇団速度が、2019年度から取り組む「俳優とともに戯曲を使って上演する!!」企画の第三弾。第一弾『冒した者』では「戯曲」を、第二弾『舞台の実存とスクリーン、間にいるあなたの眼』では「俳優」を、それぞれ主題に創作を行ってきた。第三弾となる今回は、現代ドイツ演劇を代表する劇作家ルネ・ポレシュ原作の『餌食としての都市』を取り上げ、企画の集大成として「劇場で/ひとが/話すこと」について、劇団独自の上演として立ち上げる。
滞在制作は作品の初期段階として、戯曲が批判的に描く現代の都市環境についてのディスカッションや、メンバーそれぞれの固有のメディアでの素材づくりを通して、劇場での上演に向けたアイディアや方法論を探る。2021年秋に京都での上演を計画している。
滞在制作は作品の初期段階として、戯曲が批判的に描く現代の都市環境についてのディスカッションや、メンバーそれぞれの固有のメディアでの素材づくりを通して、劇場での上演に向けたアイディアや方法論を探る。2021年秋に京都での上演を計画している。