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瀧口翔+マルセロ・エヴェリン

瀧口翔(たきぐち しょう)

日本/ダンサー・音楽家・音響デザイナー
14歳から独学で音楽を始め、ベースの演奏とマルチトラック録音を始める。大学生の頃、レンタルビデオ店で映画を借りてきては無音で再生し、それに曲をつくる遊びにはまる。同時に音響会社でのアルバイトをし舞台、コンサート、放送、式典、様々な音響をひと通り経験。次第にどこまでが音でどこからが音楽かの境界に興味を抱き実験を進めている頃、都市と山の境界でヒスロムと出会い、身体であそぶことでの作品に興味を持つ。さらにマルセロ・エヴェリン氏との出会いがダンスという門を開いた。以降、彼の作品に音楽制作、出演、サウンドデザイン、テクニカルディレクター、様々な形で6作品に参加。お寿司の作品に出演、演出助手、音響、宣伝美術、ドラマトゥルクで参加。2023年自身初の企画「operation and bugs」を発表。

photo by Marc Domage

マルセロ・エヴェリン

ブラジル/ダンサー、振付家、研究者
テレジーナとアムステルダムを拠点にしながら、ブラジル、日本のほか、ヨーロッパのいくつかの国で活動する。ピアウイー州テレジーナのパフォーミングアーツのためのレジスタンス・スペースでありレジデンスでもあるCAMPOを拠点にするPlataforma Demolition Incorporadaを率いるインディペンデント・アーティスト。彼の作品『Ai Ai Ai』、『Barricada(バリケード)』、『A Invenção da Maldade(悪の発明)』、『Uirapuru』は現在も世界中の劇場やフェスティバルで上演されている。1999年よりアムステルダム芸術大学AHKで教鞭を執るほか、ISAC(ブリュッセル)、ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)、EXERCE(モンペリエ)、CND(パリ)など様々な大学や芸術機関と連携したプロジェクトを企画。2019年には、ピアウイー連邦大学より名誉博士職を授与された。

2024 プロジェクト

共鳴の装置(仮)
  • (Left)photo by manami tanaka/(Right)photo by Marc Domage

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ダンサー・音楽家・音響デザイナーの瀧口翔とブラジルの振付家・パフォーマーのマルセロ・エヴェリンによるコラボレーション。日本とブラジルー地球の反対側に位置する国のアーティストが、ポルトガル語で「対蹠地・正反対の」を意味する〔antipoda〕という空想上の生物に、2人の対照的な関係性を重ねて生み出すデュオダンス作品。