城崎国際アートセンター(KIAC)は、兵庫県豊岡市の温泉街に位置する舞台芸術のための滞在型の創作施設です。旧・城崎大会議館をリニューアルして2014年にオープンしたこの施設は、ホールに6つのスタジオ、最大22名が宿泊可能なレジデンスやキッチンなどで構成され、アーティストが城崎のまちに暮らすように滞在し、創作に集中することのできる施設として、開館以来高い評価を受けています。
年間を通して実施しているアーティスト・イン・レジデンス プログラムでは、年に1回の公募によってアーティストを選定し、その滞在制作を支援しています。アーティストは最短3日間から最長3か月の間、KIACに滞在し、その間ホール、スタジオ等を24時間無料で使用することが出来ます。優れた芸術作品を世界中に送り出すことと、試演会やワークショップなどの交流プログラムを通して地域の方々が多様な芸術活動に触れられる環境を創出することをミッションとしています。加えて2016年度からは、年間2~3作品程度の主催・製作での公演事業、学校や福祉施設でのワークショップなどの普及事業、インターンシップによる人材育成事業にも取り組むなど、劇場、アートセンターとしての機能強化も積極的に行っています。
創造(クリエーション)を中心とした「壮大な稽古場」
27.5m×24mの大空間!最大で1000人収容のホールがある宿泊型会議・研修施設だった旧城崎大会議館を、アーティスト・イン・レジデンス施設にリノベーションした城崎国際アートセンターは、自由な空間です。年間1回の公募で集まったレジデント・アーティストは、ホール、6つのスタジオ、最大で22名まで宿泊できるレジデンス、そのほか魅力の詰まったアートセンターを宿泊料、ホール・スタジオ使用料無料で24時間いつでも使用することができます。快適でリラックスしながら創造活動に集中できるレジデンス施設です。
アーティストを守り育てるまちで、21世紀の『城の崎にて』を創ろう
フランスを代表する旅行ガイドブック、ミシュラン・グリーンガイドで★★を獲得した日本屈指の温泉のまち、城崎。 世界中から温泉ファンが集まる観光地として、国際的でありつつも日本の文化を重んじた独特の雰囲気の中で、古くからまちの人々は文筆家や芸術家を多数迎え入れて歓待し、世に送り出してきました。その心は現代にも受け継がれています。
「アーティストのいるまち」
城崎から、世界へ発信
「コウノトリが舞う雄大な自然」「但馬牛やカニなどの美味」をはじめ、城崎や但馬地方には魅力がいっぱい。城崎国際アートセンターでは、城崎の新たな魅力として、独創的で将来性のあるアーティストの滞在制作を支援し、国内外の劇場や芸術祭とのパートナーシップのもと、日本中、世界中に発信する、共同制作の拠点をめざします。コウノトリのように海を渡って城崎にたどり着くアーティストとともに、海を越えて世界に羽ばたく作品づくりを価値あるものにするために、舞台芸術の国際的なネットワークにいつでもアクセスできる場所を形作っていきます。
城崎国際アートセンターには、
ホール・スタジオ・レジデンス他、様々な施設があります。
城崎国際アートセンターは、
市民に向けて開放されています。
一般利用の募集受付
ホール、スタジオのご利用を受付しております。お申込みは、下の使用許可申請書にご記入の上、城崎国際アートセンターにお申込みください。ご利用の際は貸出施設のご利用についてを必ずお読みの上、お申込みください。
期間:ホールはご利用希望日程の1年前の月の1日から、各スタジオはご利用希望日程の6か月前の月の1日から、空き状況に応じて随時受付いたします。
※空き状況の確認は、右記問合せまで。